・ダウ理論ってどうやって使えばよいの?
・ダウ理論って言葉聞いたことあるけど、そもそも何?
ダウ理論の解説はもちろん、
実際の使い方について紹介するよ!
この記事の内容は主に下記3つとなります。
ポイント
・9割以上の人がダウ理論を活用出来ないワケ
・使えるためのダウ理論の新解釈
・ダウ理論を実際にトレードに活かす方法
それでは1つずつわかりやすく解説していきます。
目次
9割以上の人がダウ理論を活用出来ないワケ
ダウ理論は、19世紀後半に活躍したチャールズ・ダウによって提唱された理論ですが、活用するにおいて大きな問題点が1つあります。
それは、「抽象度が高い」こと。
具体的には書かれていない為、どう解釈して具体的な手法に落とし込むかは
トレーダーそれぞれで変わるのです。
だからこそ、解釈がとても重要になります。
使えるためのダウ理論の新解釈
それでは、現役専業トレーダーである私が実際に活用している解釈と具体的な活用方法について解説していきます。
基本原則①:平均はすべての事象を織り込む
まず第1原則についてですが、ポイントが「平均」という言葉が何を表すのか?です。
ここでいう平均はダウ平均や平均株価のこと。
ということは、平均=価格と言い換えることが出来ます。
なので、私は「価格はすべての事象を織り込む」と解釈しています。
これは、ファンダメンタルなどの様々な事象も全て価格に織り込まれているので、
テクニカル分析の有効性を表しています。
基本原則②:トレンドには3種類ある
第2原則ですが、トレンドには3種類ある(長期3ヶ月~)、中期(3週間~3ヶ月)、短期(3週間以下)>という風に書かれています。これは、当時インターネットもない時代に作られたダウ理論において、一番小さい時間軸が日足だったのです。
ということは、3種類のトレンドは、長期は月足、中期は週足、短期は日足で解釈できます。
つまり、月足・週足・日足をベースに戦略を立てることで、トレンドを判断することが出来るようになります。
基本原則③:長期トレンドは3段階からなる
長期トレンドは、3段階<先行期、追随期、利食い期>になります。
先行期とは、超一流の投資家が底で買い集めている時期を言います。
超一流の投資家とは、大量の資金で価格を止めることが出来る(チャートを動かせる)投資家です。
追随期とは、買い集めていることを察知した個人プロトレーダーたちの買いで上がる時期をさします。
その結果、価格が更に上昇し、先行期で買い集めていた投資家は一気に含み益を得ることができます。
利食い期とは、その投資家の利食い(決済)ポイントです。ただし素人のトレーダーたちは上昇トレンドになってきたと判断して利食い期で買ってくるので、超一流の投資家の決済によって一気に含み損を抱えさせられます。
結論、勝てるようになるには、先行期を察知し、追随期でエントリーし、先行期の決済が入ったことを確認して利食いすることが重要です。
基本原則④:平均は相互に確認されなければならない
ダウ理論は初期段階において、工業株価平均と鉄道株価平均で構成されていました。
当時、両者はばらばらな動き方を示すものであり、それらが同じ方向性を示さない限り、本格的な上昇トレンド/下降トレンドとはいえないと考えたのです。
これをFXに応用したときに、上位足と下位足が同じ方向性を示さない限り、本格的な上昇/下降トレンドを作らないと解釈できます。
基本原則⑥:トレンドは転換の明白なシグナルが出るまで継続する
原則⑤は株式のみなので割愛して、原則⑥です。
ここでのポイントは転換の明確なシグナルについてです。
これは、上昇トレンドの場合は安値の切り下げ、下降トレンドの場合は高値の切り上げになります。
逆に言うと、そうならない場合はトレンドは継続するので押し目買い、戻り売りを狙っていくことが出来るのです。
ダウ理論の活用法まとめ
以上いかがでしたでしょうか?
ダウ理論は、原則⑥だけでなく他の理論も含めて活用しないと結果に結びつきません。
ポイント
・テクニカルで判断する(中途半端なファンダメンタルは迷いの元)
・日足・週足・月足ベースでトレンド判断
・追随期でエントリーして利食い期で利確する
・上位足と下位足のトレンドが一致するポイントを確認してエントリー
・上昇トレンドの場合、安値切り下げするまで押し目買いを狙う、逆に切り下げはトレンド転換と判断
です。是非活用してみて下さいね!
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