水平ライン引いてるけど、正しく引けているか不安。。
実際に負けることが多い。。
という悩みを解決できる
正しい水平ラインの引き方を解説していきます!
この記事の内容は主に下記3つなります。
ポイント
・ラインを引いてるのに負ける3つの理由
・必ず覚えたいラインの引き方のコツ3選
・実践で使える!水平ラインの具体的活用法
目次
ラインを引いているのに負ける3つの理由
ラインを引いているのに負ける3つの理由を1つずつ解説していきます。
そもそも、なぜラインを引くのかというと、
ポイント
・チャートの流れを読み取る
・エントリー・損切り・利確ポイントをみつける
です。
ラインを引くことで、チャートを読み取りやすくするのです。
ではなぜラインを引いてトレードしても負けてしまうのか?
①ラインが多すぎる
ラインが多すぎると、迷いにつながります。ラインは引こうと思えば無数に引けますが、本末転倒。
正しいラインを引くと、1つのチャートで3本~5本になるのが理想です。
そして、結果的に均等に引けるようになるはずです。
②小さな時間足でラインを引く
小さな時間足(1分足、5分足、15分足、30分足)でラインを引いてトレードをしている人がいますが、小さな時間足のラインはプロのトレーダーは気にしていない事が多いです。
気にしていない=止まらない
ということです。
最低でも1時間足以上でラインを引きましょう。プロのトレーダーは1分足や5分足でエントリータイミングを図っていても、ラインは1時間足以上のラインで取引します。
大きな時間足は、小さな時間足にも影響します。
月足・週足・日足・4h足・1h足でラインを引きましょう!
③ライン全てでトレードする
ラインで全てトレードすることは出来ません。
ラインでは、2つのことが起こります。
ポイント
1.反発後、そのまま反転して逆方向に動く
2.反発したものの、そのままラインを抜けていく
ラインでは必ず反発はしますが、どのくらい反発するかどうかは判断が難しいです。
反転とは、トレンド転換(ネックライン抜き)することですが、どのラインでもトレンド転換するかどうかはわかりません。
だからこそ、どのラインでもエントリー出来るとは限らないのです。
結論、ラインは反発はしても反転するかどうかはわからないので、反転しないとエントリー出来ないということになります。
必ず覚えたいラインの引き方のコツ3選
1.サポートレジスタンスライン
ラインを引いてほしいラインの1つとして、サポートレジスタンスラインがあります。
サポートレジスタンスラインとは、サポートラインにもレジスタンスラインにもなっているラインのこと。
サポートレジスタンスライン(以下サポレジライン)は、注文が集中しているラインで、3点目以降も止まりやすくなるため、必ず引いてほしいラインです。
2.直近の高値・安値
次に引くべきラインは、直近の高値と安値。
直近の高値と安値は、現在保有している人の利益確定や損切りのポイントに設定されることが多いため、必ず引いてほしいラインになります。
高値と安値は、ダウ理論編でもお話したように、トレンドが出てる方向によって変わります。
図のように
上昇トレンドの場合は、上が高値、上がり始めたポイントが安値
下落トレンドの場合は、下が安値、下がり始めたポイントが高値
と定義してください。
高値・安値にラインを引くと、今どこからどこへ動いているのかが明確にわかるようになります。
3.ネックライン
最後がネックラインです。
ネックラインとは、転換するポイントのラインのこと。
ネックラインは損切りを巻き込んだポイントになるため、注文が集中していて止まりやすいポイントなので
必ず引いておきましょう。
以上、3つのポイントを元に実際のチャートでイメージしていきましょう。
水平ラインの具体的活用法
それでは、実際のチャートで水平ラインの具体的活用法について見ていきましょう!
サポレジライン、高値(安値)のライン、ネックラインに引いていくと、上図のようになります。
上図では、
まず引くべきポイントは、高値のライン。
そして、安値のライン。今回はサポレジラインでもあったのでかなり意識されやすい価格です。
最後にネックラインです。
何度も何度も引いていると、きれいな水平ラインが引けるようになっていきます。
ただし、正解があるわけではないので、自分なりに引いて、実際にそのラインがどのようになっていくかを検証してみて下さい。
別のチャートで見てみましょう。
1番上のラインは、高値のライン
2番目のラインは、安値のライン
3番目のラインはサポレジライン
4番目のラインはネックライン
になります。
全て一緒になる必要はありませんが、このように意識してラインを引くと、次に気にされやすい価格がわかるので是非参考にして下さい。
水平ラインの正しい引き方まとめ
本記事では、
FXにおける水平ラインの正しい引き方
について解説していきました。
まとめると、
水平ラインは、
ポイント
・サポレジライン
・高値、安値
・ネックライン
に引くこと。
また、
ラインでは
反発はしても反転するかどうかはわからないので、
反転してからエントリーが大切です。
実際に反発だけを狙うエントリーもありますが高度なので、まずは反転した場合のエントリーを身につけましょう。
是非、実際にラインを引いてどのようにチャートが動くかを検証してみて下さいね!
引いたラインで反発したり、反転すれば合格です。
実際のエントリーの手法については、水平ラインの反発・反転エントリーを参考にしてみて下さい!